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#197&198は梅田みかさん

お客さまは脚本家の
梅田みかさん


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財前直見主演の『お水の花道』や観月ありさ主演の『あした天気になあれ』などでおなじみの梅田みかさん。作家、故・梅田晴夫を父に持つ。子どもの頃は「父のようにはなれない」と、バレリーナを目指していた。
ところが「大学のときの恋人にラブレターを書いたら、『君は文章が巧いから作家になるべきだ』と洗脳されて」小説を書き始めたという。
慶應大学卒業後、出版社に。
「でも、通勤がきつくて」2年で退社。その後知り合ったラジオのディレクターに勧められて構成作家に。

ニッポン放送で観月ありささんの番組を担当したとき、テレビドラマのプロデューサーに紹介され、
「ドラマも書きませんか?」と声をかけられ「はい、書きます!」と。
「当時は何でもやってみたくて。でも脚本の書き方を知らなくて、拾ってきた台本を手本に見よう見真似で」書いたという。

いわゆる師匠もいないし、シナリオ教室にも通わなかった独学派。
入念なプロットや、緻密な箱書きは用意せず、浮かんだ台詞をいきなり書くのが梅田流。
集中力があり、短時間で仕上げてしまう。
「でも連ドラの場合、1話目は納得いかないと50稿ぐらい平気で書き直しちゃいますね」。

時代の空気感を巧にキャッチして、気の利いた台詞を通して笑わせたり、ほろっと泣かせる梅田ワールドが魅力だが、そのスキルは文章力はもちろんのこと、人生の経験値がものを言っている。
ベストセラーエッセイ『愛人の掟』で、恋愛のカリスマとも呼ばれるが、
「大切なことって、いかにたくさん経験して引出を豊富にするか」。
これは脚本家志望者に向けたアドバイスだったが、東海林マスターとさらだママにも戒めの言葉に。

そう、もっと刺激的に生きていかないと、恋愛体質からどんどん遠ざかりそう!
by japanhosakkyo | 2011-07-29 11:55 | 放送アーカイブ

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