109&110 ゲストは高須光聖さん
ダウンタウンのブレインとして知られる
放送作家・高須光聖さん。

ダウンタウンの二人と高須さんは運命共同体。
同じ尼崎育ちの松本人志さんと浜田雅功さんとは幼稚園から中学までずっと同級生だったのです。
しかも、いつも“漫才”で遊ぶ仲間だった。
「図抜けて面白いネタを思いつくのが松本で、そこに浜田がアドリブでとんでもない発想を付け加える。それらを書き留めてまとめるのが僕の役でした」。
大学卒業後、輸入雑貨の仕事に就こうとしていたが、ダウンタウンが売れ始めた時期で、
松本さんに誘われるまま放送作家に。
幼なじみががっちりタッグを組んだから、次々とヒット番組が生まれ、ダウンタウンは頂点に立った。
高須さんにはもう一人、関わり深い“松本さん”がいる。
学生時代、大阪の喫茶店でバイトしたときの後輩が、なんとウルフルズのトータス松本さん。
高須さんがバイトを卒業するとき、そのの送別会でトータスさんは『宗右衛門町ブルース』を歌った。
その歌唱力に驚いた同じバイト仲間のウルフルケイスケさんが、バンド結成を思い立ったという。
いわば先輩高須さんの追い出し送別会がなければ、あのウルフルズも存在しなかったかも?
ドラマですねえ!
高須さん曰く作家に大事なものは“原風景”。
幼いときの環境や体験に愛着を忘れない。
行き詰まってもそこに立ち返ると表現すべきものがみつかるのだと。
「作家のオリジナリティは原風景から生まれる」。
名言ですねぇ!