カフェ・ラ・テ(ラジオ日本)

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企画書に必要な天地人の法則って?
伊東雅司流放送作家術


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『幸せって何だっけ』、『ネプリーグ』などの数々のバラエティ番組の構成を手がける伊東雅司さん。
日芸の演劇学科で三谷幸喜さんと同級生だったそうです。
「二人して、学部の掲示板で見たクイズ作家見習い募集告知を見て、放送作家集団に所属したのが、放送作家人生のスタートとなったんですねえ」
そして今は十数人を率いる作家集団『オズマ』の社長に!
手がけてきた『イカ天』(イカすバンド天国)は学生時代バンドを組んでベーシストであった経験を、そして『K-1中継』は、もともと格闘技好きだった経験を生かした番組。
「構成は取材が命。歯切れ良く、耳印象深いナレーションも、美文の才だけでは書けない。短いセンテンスの中に、取材してわかった人間ドキュメントをいかに盛り込むか。そのために、オンエアで流れた何倍もの情報を取材し積み重ねていくのがプロの仕事です」と。

番組の企画も一から練る。
伊東さんは「企画書には天地人が必要」だと伊東流の企画立案の奥義を披露してくれました。
天=流行、地=時間、人=ターゲット。
「これを間違うと企画はコケるから!」
番組だけでなく、いろんな企画立案に生かせそうですね。
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by japanhosakkyo | 2010-01-29 23:18 | 放送アーカイブ
大河ドラマから真珠夫人まで
おなじみ中島丈博さん


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大河ドラマ『草燃える』、『元禄繚乱』などでおなじみ中島丈博さん。
高知で育った中島さんは、「最初地元で銀行員になったんですが、作家志望の気持ちが強かったんですよ。そこで、映画雑誌のシナリオ募集に応募しましてね」
いきなり佳作に入選。
これをきっかけに21歳で上京し、新藤兼人さん率いるシナリオ作家協会のシナリオ研究所第1期生になりました。
「映画をよく見てました。感動した映画は何度も見て、家に帰ったらそれを脚本に起こしてね」。
今の時代ならDVDがあるけれど、当時は映画館で見た記憶を辿るしかないわけで。
「だから自分風の脚色がどんどん入ったりするわけ」。
それが勉強になったと言います。
しかし研究所を卒業してもすぐにプロの道は拓けず、アルバイトをしながら同人誌に投稿を続ける生活が続いたそうです。
ある時、投稿作品が橋本忍氏に認められ弟子入り。やがて日活専属の脚本家となります。
「でも当時の青春路線では芽が出なくて」
才能が開花したのはロマンポルノ路線になってから。
「人間をみつめ、核心に迫ることを追求して人間を描くことを体得したんですよ」
それが『真珠夫人』や『牡丹と薔薇』などのドロドロ劇を成功させる礎になったと言います。

映画出身なので「本当は最初にラストシーンを決めて一気にかけるような一話完結モノが性に合っている」のだと思います」
なので、「長い連続ドラマを書くと迷走して苦手でしたよ」

でも実際にナガモノ書くと面白さにはまるという。
「真珠夫人などは、台詞芝居でいくらでも面白く書くことができます。一つのネタをあらゆる方向からむしゃぶりつくくすような描き方が、作家冥利につきますね」
大河ドラマなどは、登場人物を多彩に色づけすることで、原作や歴史資料にはない立体感が生まれていくところが脚本の醍醐味だと。
「例えば、どんな偉人でも、地を這うように苦しみ悩んだ姿があるはず。そこを想像して創り上げる。そこに脚本家の作家性が出るんです」。

ドラマを描くとは、作家性を持って臨むことであると中島さんは言い切ります。
「ぶれすに己の作家性で演出家、役者に向かっていく覚悟がないとドラマは書けない」と。
たくさん書いてきた中島丈博さんならではの実感こもった言葉が印象的でした。
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by japanhosakkyo | 2010-01-15 23:59 | 放送アーカイブ

116回は井出真理さん

年明け早々、新年のお客様は
ラジオドラマの賞取り作家・井出真理さん


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2010年、年が明けて2時間たっての新年最初のお客様は、井出真理さん。
放送作家協会が後援するラジオの会、制作者セミナーの世話役を、東海林マスターもさらだママも井出さんと一緒にやっている仲間なので、とってもざっくばらんなカフェの雰囲気です。

でも、井出さんが、高校・大学時代は演劇部だったなんて話は初めて知りました。
「最初は演者を目指してましたが、だんだん脚本に興味がわいてきますてね。大学卒業後は書店で働いたり。図書館の司書の資格を取って、仕事をしながら、日本脚本家連盟のライターズスクールでシナリオを学んだんです」
本の虫、本を扱うことも好きだった。そして、自らホン(脚本)を書く仕事をめざした井出さんです。

「ただ、最初は放送の脚本て、芝居と違うなあ、ってピンとこなくて」。
ところがある日、NHKのスタジオを借りて、ラジオドラマを作るセミナーに参加して開眼したと言います。
「ラジオドラマって、台詞だけでイマジネーションがこんなに膨らむんだ! 演劇とか、趣味で習ってきた狂言とつながる世界で面白い!」と。
そこで一気に書き上げたラジオドラマでコンテストに応募したら、いきなり佳作入選。
『不思議屋シリーズ』などNHK-FMのラジオドラマを書くきっかけとなったのです。
そしてあれよあれよと芸術祭でも優秀賞を連続受賞。
すごい才能ですねえ!

「でもね、実際はプロットを何度も書き直し、脚本も何度と書きなおしで、作品が出来るまでは茨の道なんですよ」

今はTBSラジオで『10分の幸せものがたり』なども手がける井出さん。
脚本を書くに当たって「日常会話の一瞬で、自分の気持ちが微妙に変わるとき、その感覚を覚えて引き出しにしておく」ことが大事だという。
耳ダンボでアンテナを張り、自分の感情の変化をメモメモしておくことが、とっても大事なんですね!
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by japanhosakkyo | 2010-01-01 23:46 | 放送アーカイブ