カフェ・ラ・テ(ラジオ日本)

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ゲストは、『アリよさらば』の鈴木貴子さん。

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久々に、女性脚本家のお客様がいらっしゃいました。
鈴木貴子さんは、東海林マスターの古くからの飲み仲間ですって!

鈴木貴子さんといえば、矢沢永吉主演『アリよさらば』でおなじみ。あと『探偵左文字進』とか数々のドラマを執筆されています。
お家では愛息を膝に抱えながらリビングのテーブルでパソコンをうちながら書くという素敵なお母さん。
しかしその内容は、連ドラ、昼ドラ、サスペンスと多種多彩!

プロの脚本家への道のりは、通信のシナリオ講座受講がきっかけ。
師匠は、ジェットコースタードラマで知られる吉村昌弘氏
「駆け出しの頃、『世にも奇妙な物語』が始まって、何が何でも是非書きたい!」と。
1時間の枠に3本のオムニバスで構成されるこの番組は新人登竜門として注目されていた。
多くの新人は、3本のうち1本書いてようやくデビューを果たしたが、鈴木さんの場合はデビューでいきなり3本まとめて台本が採用された。
その後、連ドラ、昼ドラ、2時間枠と精力的に執筆活動に入っていった鈴木貴子さん。
昼帯は月~金毎日30分を計40本分書くから大変な労作ですよね。
「原稿書くのは早いですよ。悩む暇があったらとにかく書く進むがモットーですから」。
と、笑って答えてくれました。
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by japanhosakkyo | 2009-05-25 09:40 | 放送アーカイブ
ゲストは
放送作家の大御所の一人田村隆さん。
業界ではタムセンと呼ばれています。
なぜ、タムセンと言うのか?
東海林マスターもさらだたまこママも、その長年の疑問を早速伺ってみました。
ふだんは、いまさら聞けないことなんだけど、放送となるとあえて聞けますよね!

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田村さんのデビューのきっかけは、大学生の時、あの『シャボン玉ホリデー』に自ら書いたコントを日本テレビに投稿したこと。
当時、なみいるプロの作家達も、この番組の作家になりたくて結構必死に売り込んできていたといいます。そんな中、視聴者で学生からの投稿、しかも発想が面白いというので採用され、番組の作家であった青島幸男氏に師事することに。
でも、当の青島先生は「飯は食わせてくれましたが、台本の書き方は教えてくれません。僕が書いたコントは『つまらん!』て放り投げるだけ。それが悔しくて『じゃあこれはどうだ!』と書いたら、たまに笑い転げてくれる。そんな繰り返しの中でオモシロイ台本を書くコツを覚えていきました」
とのこと。

さて、“タムセン”についてですが、この答えが正解!
「デビュー当時は学生でしたから、スタジオに詰襟姿でいるわけですよ。それを見てタレントさん達が『田村先生』ってひやかすんです。恥ずかしいからやめてくださいったら『じゃあ略して“タムセン”だ』って」。
なるほど、ご本人の口から聞いて、ようやくそのいわれが聞けて納得!

さて、その後田村さんは『全員集合』『ゲバゲバ90分』『みごろ! たべごろ! 笑いごろ!』など名物番組を次々手がけ、超多忙となっていきます。
もちろん、仕事は掛け持ちだから、余儀なく会議の途中退席も!
そこで田村さんは考えた! 会議の掛け持ちをごまかすため、手帳やタバコを机に置いて消えた。
なんとなくですが、手帳とか置いていくと、ちょっと席を外して、トイレとか電話をかけに行ったみたいな印象があるでしょ?
で、田村さんの置いた手帳は数知れず。あるプロデューサーは、山積みのタムセンの手帳のコレクターになっていたそうです。でも、これが許されるのも才能ある田村さんだから。
みなさん、間違っても、ケータイとか人身御供代わりに置き去らないように!

田村隆さんといえば、お笑系の構成作家のイメージがありますが、あの久世光彦ドラマの脚本も手がけています。
それは、郷ひろみ主演の『ムー』と『ムー一族』という名作です。そのきっかけは、
「TBSで『ムー』の試写会をやっててこっそり覗いてたら、久世さんに『田村君も書いてみてよ』って呼び止められて」、だそうです。
シュールで奇想天外な『ムー』シリーズではコント台本でならしたタムセンの腕がますます冴えました。

そうそう、田村さんんは『天下御免のワースト番組 全員!集合!!』という著書があります。
当時、全国のお母さん達が目をつり上げて、「子供に見せたくない番組」と名指ししたワースト10のうち、6番組を手がけていたという、実に名誉あるお話が書かれています。
ワースト番組って、裏を返せば人気番組ですものね!
とっても面白く、読みやすい本。おすすめです。
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by japanhosakkyo | 2009-05-10 09:10 | 放送アーカイブ