カフェ・ラ・テ(ラジオ日本)

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今回のゲストは、吉村ゆうさんです。
脚本家の名前って、性別がわからない人、案外多いです。
うちの「カフェ・ラ・テ」のマスター、東海林桂っていうのも、性別判明に?
森村桂さんという女流作家もおりますし。
このブログを書いてるママの、さらだたまこも、別に「桜沢琢海」という筆名で文筆活動しています。
よく男の人と間違われます。
ま、余談はさておき、今回のゲスト、吉村ゆうさんもドラマをたくさん書いてますが、女性の視聴者の心理にぴったりフィットするセリフ遣いのうまさなんかで、てっきり女流脚本家だと思いこんでるファンも多いみたいです。(あ、ばらしちゃってごめんなさい!)
でも、吉村ゆうさんは、若い頃は紅顔の美少年だったろうなあ、と今もその面影を残す、青年の心を持つ脚本家、そして演出家なんですねえ!

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吉村ゆうさんは、串田和美氏率いる「オンシアタ−自由劇場」を経てシナリオライタ−に。昨今は劇作家・演出家として大活躍。小劇場から商業演劇の大劇場までマルチに活躍中。
シリアスもの、人情モノ、そしてスラプスティックスなコメディも得意! とフィールドが広いのは
新人の頃、テレビのバラエティなどでも才を磨き、続いていくつものテレビドラマを執筆した経験に育まれたものです。

最近は、舞台での活動が主ですが、演出家としてひっぱりだこ!
浅野ゆう子さん主演の「大奥」の舞台演出もてがけました。
また、日本放送作家協会が企画するさまざまなイベントの演出も吉村ゆうさんが手がけています。

たまこママもゆうさんの作品を観てますが、商業演劇で感心したのは、昨年だったか、紅白歌手・中村美津子明治座公演「おゆき」。
もともと、たまこママの知人が中村美津子さんの大ファンで、その知人に連れられ、上手い歌を存分聞きに行くのが目的で、お芝居の方は、事前情報仕入れないまま劇場に行きました。
だいたい、一般論として、お芝居は居眠りしちゃうだろうなあ、という先入観があったのですが、観ているうちに、えらく話が面白いし、演出もイイ。もともと美津子さんにもお芝居の才があるだろうけど、その才を上手く引き出した舞台作りに、一体誰が、脚本書いて、演出してるんだろうと気になって、休憩時間に改めてちゃんとプログラムを買ってきてチェックしてびっくり!
なんと、脚本は尊敬する布勢博一、演出は吉村ゆうさんじゃないの!
とにかく、最後は涙で、目が滲み、ハンカチがぐっしょりになりました。
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by japanhosakkyo | 2008-08-30 18:15 | 放送アーカイブ
今年は「相棒」人気で、俳優水谷豊が大ブレーク。懐かしいヒット曲『カリフォルニアコネクション』もリバイバルヒット! で、『カリフォルニアコネクション』は、水谷豊主演のドラマ『熱中時代刑事編』の主題歌です。熱中時代には、刑事編とそれに先だって教師編がありました。主人公も熱中キャラなら、このドラマに見せられた私達も、みんな熱中したののです。
そして、今回のゲストは、熱中シリーズを執筆した
熱中脚本家! 布勢博一さん
40代以上の方なら布勢博一の書いたドラマをたくさん見ていると思います。
代表作「熱中時代」を始め、「西遊記」「たけしくん、ハイ!」「天までとどけ」など・・・テレビドラマの黄金時代を築いたスター作家の一人です。

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布勢さんが、脚本家としての頭角を現したのは、昭和30年代の「ダイヤル110番」というドラマ。
実はコレ当時、警察の広報番組、110番という電話番号の普及、啓蒙のために企画されたドラマだったそうです。幾人かの脚本家が担当しましたが、布勢さんも新人作家で意欲的に取り組みました。
ふつう、警察の広報番組というと、警察の視点で、警察が活躍して、犯人は単に悪者、という形で描かれてしまいますが、布勢さんは、それではつまらない! 主人公を人家に忍び入った泥棒にして、みつからないように“仕事”を終えるまでの緊張の連続の心理を追ったドラマにしたのです。。当然、みつかって、警察が追ってくるという、想定で、泥棒がいよいよだめだと観念する心理を見事に描いたので、絶讃され、脚本家として注目されました。
それからは、たくさんの名作を生み出しています。
「熱中」を書いていた時には同時に「西遊記」も書く、何てことは当たり前。超売れっ子の作家生活の様子を面白可笑しくお話いただきました。
ときどき、バックレもしたそうですが、それを上手にごまかして、プロデューサーや制作陣とうまく調整してくれたのは、いつまでも美人で才女の奥様。
実は、さらだママは布勢さんの奥様と20年ほど前に、共通の知人がいて紹介されお目にかかっているのですが、今回、スタジオにご同行され、久々におめもじしました。相変わらず、すらっと美しい奥様です。
東海林マスターがいつもいいます。脚本家として成功するためには「よくできた女房がいること」
・・・名言だと思うけど、さらだママみたいに、女性脚本家はどーしたらいいんでしょう。
(実は煩わしい男より、女房が欲しいという女性作家も多いですけど!!)

さてさて、47回の後半には布勢さんをこよなく尊敬する脚本家の一人、演出家としても大活躍の吉村ゆうさんが飛び入り、布勢脚本、吉村演出による舞台「友情 Friendship ~秋桜のバラード~」(9月に銀座博品館で上演)のお話に花が咲きました。
で、次回は、吉村ゆうさんにもお話を伺うということになりました。
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by japanhosakkyo | 2008-08-24 13:52 | 放送アーカイブ
今回のお客様は、ベテラン脚本家の毛利恒之さん
日本放送作家協会の大御所放送作家の一人

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この番組「カフェ・ラ・テ」は放送作家がラジオとテレビのとっておきのお話をするという番組。
企画したのは、日本放送作家協会の理事で、自身も放送作家の東海林桂、つまりカフェ・ラ・テのマスターです。
ですから、番組に出演するのは、みーんな放送作家、ゲストも聞き手のマスターもママもみんな放送作家なんですねえ!
で、放送作家はフリーランスの一匹狼の職業ですが、放送作家の親睦団体として発足したのが、日本放送作家協会。現在は社団法人として、社会に公益性のある文化活動を中心に活動しています。(ま、この番組もその一環ですね!)
さて、今回のゲスト、毛利恒之さんは、放送作家協会員として、理事も長く務められ、広報活動にもリーダーシップを発揮された、いわば、放送作家協会の生き字引!
今回の番組では、放送作家協会は、久保田万太郎氏を初代会長にして結成されたと言った歴史からじっくりとお話いただきました。
若い頃はNHKの契約ライターとして九州を中心に作家活動をしていた毛利さんは、九州の作家仲間と、ライターの会を結成しましたが、今日の放送作家協会の九州支部の前身となります。
そして、当時栄えある久保田万太郎賞を受賞されたのも毛利さん。

写真で毛利さんが紹介してるのは、
最新の著書「虹の絆」と、代表作ともいえる「月光の夏」
「月光の夏」はベートーベンの月光ソナタを弾いた特攻隊員の足跡をたどるという、ノンフィクション述べる。映画化され、ラジオドラマ化され、また朗読劇としても上演された名作。
終戦の頃、戦争にちなんだ番組が消えゆく中、「月光の夏」のように後世に伝えたい素晴らしい作品は、ずっと、ずっと形にして何度も放送、上演してほしいものです。
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by japanhosakkyo | 2008-08-11 12:29 | 放送アーカイブ