カフェ・ラ・テ(ラジオ日本)

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はやくも一流作家のオーラを放っているけど、
とっても謙虚な坂口理子さん!
 


今回のお客様は、「おシャシャんのシャン!』で日本放送作家協会主催の『第31回創作テレビドラマ大賞』の最優秀作を受賞した坂口理子さん。
受賞作はNHKでドラマ化され、演技派の田畑智子さん主演で「抱腹絶倒・新春コメディ!」として好評のうちにオンエアされました。
ご覧になった方も多いのではないでしょうか?

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脚本を書く合間に、山登りでストレス解消してるという理子さん。
カフェラテにも、スポーティーな出で立ちで来店されました。
どの方にも共通することですが、脚本賞を受賞してデビューするまでの道は、とても険しいいばらの道。一回や二回の挫折は当たり前・・・なんですが、三回四回と挫折すると、多くの人は続けられないで断念してしまいます。
理子さんのように、受賞してプロになる人も、一回目のチャレンジは残念な結果に!
でも、のちにプロとして大成する人は、挫折を味わいながらも、着実に力を蓄えていくのです。
理子さんも、ドラマ大賞をとる直前に、「テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞・優秀賞」も受賞。
ああ、この人は出てくるな、という足音が聞こえ始めて、ここからはぐいぐいと実力を発揮します。

収録の日は、「おシャシャのシャン!」のオンエア間近ということもあって、とってもオーラがでていました。もう、それほど時間がたたないうちに、超売れっ子の仲間入りをするのではないかと。
それでも、受賞した脚本が、オンエアされるまで、何度も、何度も書き直ししたそうです。

これからも坂口ワールドのコメディを書いていきたいそうです。
笑顔が似合う理子さんだから、コメディ期待してますね!
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by japanhosakkyo | 2008-01-27 21:04 | 放送アーカイブ
刑事ドラマは綿密な取材から生まれる!

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この日のスタジオは、ママが「しょうじさん!」と呼びかけると、ゲストとマスターが同時に「はい」
と返事をするハプニングが!
マスターの名前は東海林桂、そしてゲストは今井昭二さん。どっちもしょうじさんに変わりはない!
で、ゲストの今井昭二さんはサングラスにハンチング帽!
なんか、三国連太郎系のかっこいいおじさんのオーラがあって、しかもがっちりしてて、この出で立ちだから本物の刑事さんみたいです。

さて、刑事物を書くには、基本は足で稼ぐ取材。実際に警察や、刑務所などドラマに登場するシーンや登場人物が関わる場所はどんどん取材に行く。そのファイルが財産となって作品に反映されているのです。

いろいろお話を伺った中でユニークだったのは今井さんが脚本を書くときの方法。
多くの作家は、登場人物を具体的にイメージしてその人物になりきって台詞を考えるそうですが、今井さんは、とりあえずまず、全部自分の視点で書いてしまうのだそうです。
自分がもしその人物だったら、こう行動して、こんな台詞を言う。
自分の視点から描いてOKのものは間違いではない。
それから全体を引きで見て、矛盾点を整えて、いくのだそうです。
こういうアプローチの仕方はなかなかシナリオ学校でも教えてくれません。
聞いていたかたはお得な一時間でした!

ちなみに今井さんの「今」は中が「ラ」でなくて「テ」がホントです。
パソコンの変換で出てこなくて失礼しました。
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by japanhosakkyo | 2008-01-20 21:03 | 放送アーカイブ
竹山洋さんの点と線がつながる人生! 

まずは、『点と線』の芸術祭大賞おめでとうございます!
カフェラテ新年2人目のお客様は、大河ドラマの脚本でもおなじみ、竹山洋さんです

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洋さんはいまだ手書きの脚本家です。
なんでも『自動書記装置』なる万年筆をお持ちで、それを握るとすらすら書けてしまうとか。
この万年筆を見つけた時のエピソード、これと同じ予備の万年筆を買ったら、予備の方がすぐインク詰まりして使えなくなったというエピソード。面白かったですよ!
東海林マスターのたまこママもパソコン派なんですが、こういう万年筆とはついぞ巡り会わなかったので、早急に探したいと思ってる次第です。

竹山洋さんは『秀吉』『利家とまつ』など大河ドラマを手がけた脚本家で、またビートたけし主演の『点と線』の脚本も手がけられました。
しかし、竹山さんが脚本家になるまでには結構道のりが長かったのです。
最初はTBSのドラマのADを経て、放送作家になります。ラジオやテレビの情報番組、ワイドショーなどなんでも手がけた構成作家で、雑誌記者、コピーライター、作詞家と書き手として八面六臂の大活躍。29歳にしてかなりの売れっ子となっていたのです。
でも、自分の作家とてのポリシーと、視聴率を稼ぐことしか考えていない制作陣と衝突して、あるとき構成作家の足を洗ったそうです。
それから、脚本家の先生のもとに住み込みで弟子入りをするという100%の方向転換。
外出禁止、お小遣いもなしでひたすら書くという修行を続け、その苦労が実って、今日の竹山洋さんが誕生したのです。
その修行時代、師匠がごちそうしてくれた「ヨシギュウ」の牛丼のおいしさが、物を書く原点になっているそうです。
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by japanhosakkyo | 2008-01-13 21:20 | 放送アーカイブ
日本を代表するテレビドラマの脚本家
山田太一さんはとっても温厚な御大です!
 


新年明けましておめでとうございます。10月からオープンした『カフェ・ラ・テ』もおかげさまで
年を越すことができました。
さて新年最初のお客様は、脚本家・山田太一さんです。

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松竹を経て、フリーの脚本家になって今日に至るまで、実に数多くの名作を書いて来られました。
代表作は『』岸辺のアルバム』『ふぞろいの林檎たち』『獅子の時代』『藍より青く』『終わりに見た街』などなど。
詳しい作品歴は、山田太一さんの公式HPをご覧ください。
http://www.yamadataichi.com/
何がかっこいいかって! 公式HPは英文なんです。世界に向けて発信するかっこいいHPに感動しますよ!

ところで、山田太一さんは、50年という脚本家生活のほとんどをテレビドラマに費やされてきました。これは山田太一さんのポリシーともいうべきものでしょうか。
テレビの脚本を書いて、次に映画を撮って、小説書いて・・・昔はテレビも書いてたけど・・・という生き方も素晴らしいですが、じっとテレビの世界に踏みとどまり、テレビドラマの仕事にプライオリティを持つという生き方が誇らしいのです。放送人としての鏡です。
山田太一さんが、それだけこだわるには理由があります。
それは、近年横行しているマンガ原作至上主義のテレビドラマの作られ方です。
ドラマに原作があることも否定はしませんが、脚本家がオリジナルで書いた作品をもっと取り上げるべきです。時間をかけて綿密に取材し、組み立て、発酵させる時間と余裕が、今のテレビドラマの制作現場にはほとんどないのです。
しかし、山田太一さんは30代、40代、50代というもっとも人間が脂が乗る時期に、テレビドラマに心血を注ぎ、オリジナルドラマにこだわってきた代表格。
彼に続く若手の登場を願っていらっしゃいました。
もちろん、カフェ・ラ・テにすでにご来店いただいた中園ミホさんもその一人。絶対オリジナルにこだわり続けて闘うと仰ってました。彼女の背中を押してくれるのも、山田太一さんの存在だということです。
いま、日本のテレビ界で番組の看板に大きく脚本家の名前を冠するケースは少なくなっています。山田太一さんはその少ない大御所の一人。テレビ局の編成さんいわく、「だって脚本家の名前出しても視聴率とれないもの」。そういわれて悔しい思いをしている若い脚本家の皆さん、
もう、看板出してくれないと書かないよ! オリジナルじゃないと書かないから!
と、ストしてみるしかないですかね!
アメリカは脚本家のユニオンが強いので、見習わなければ!
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by japanhosakkyo | 2008-01-06 21:29 | 放送アーカイブ