カフェ・ラ・テ(ラジオ日本)

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#79&80のお客様は西条道彦さん

手がけた台本は1000本以上!


『日産スター劇場』、『産科・歯科』、『春ですもの』などの作品で知られる西条道彦さん。
テレビ黎明期の生放送ドラマのから手がけて、昭和のテレビドラマの黄金期に活躍されたベテランです。

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60年代から80年代初頭まで、およそ二十年にわたり、その間書いた脚本はおよそ一〇〇〇本! 
2本3本の掛け持ちは当たり前、寝ないで書くのも当たり前!
あるとき、鶴田浩二さん主演の一時間ドラマを書いていた別の作家がNGになって、急遽、プロデューサーに呼び出されて、「一晩で、鶴田さんを納得させたれる作品を書いてくれ!」とごむたいな注文を受けた!
うんうんうなって、とにもかくにも、一晩で書き上げた。
それを読んだ鶴田さんは、素晴らしいと西条さんに握手を求めてきたという。
そこから生まれた信頼と友情。
こういう仕事が残せるのも、脚本家の生き甲斐というものです。

後進の指導にも熱心で、ドラマの清水曙美さん、ワイドショーの中条原始さんなど弟子も多彩な顔ぶれ。
あの紅白歌手の木山裕策さんも西条さんの門下。木山さんの奥様とは西条ゼミで知り合われれたとか!
今もロマンスグレーでステキだけど、
たまこママがシナリオの修業中、先輩の女性たち(多くは主婦の生徒さん)が、絶対素敵! 俳優さんより素敵! と言ってファンが多かったのが西条先生でした。
ある女性ライターが「バスローブが一番似合うセクシーな作家だよね」と目をハートにして言いました。
納得! でも、絹のヘチマ襟の高級ガウンがもっと似合いそう!

ともかく、発明家でもあり、釣り道具の特許で話題に!
作家は発明の才もあるのです。

凡才には無理かなあ!・・・

さて、最後に、 西条さんはドラマを書くにあたって「豊かな日本語を残したいという願いがあった」といいます。だだ、「今の若い世代にはそれが求められていないし、美しい女言葉で演じてくれた山本富士子さん、新玉三千代さん、池内淳子さんに代わる女優さんがいないですからね」と残念がっていました。
しかし、脚本家にとって大事なのは「今という時代をつかみ取ること。メディアがますます多様化していく時代に、感動を与えるドラマは必ず必要とされる。それを信じて、脚本家を目指す若い人たちには書き続けて欲しいですね」と!
頑張りましょう!
とりあえず、1000本書いてみましょう!
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by japanhosakkyo | 2009-04-24 22:24 | 放送アーカイブ