カフェ・ラ・テ(ラジオ日本)

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52&53回は早坂暁さん

今回のゲストは、
芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章を始め
数々の受賞歴を誇る
早坂暁さんです!

『七人の刑事』『夢千代日記』『天下御免』・・・・そしてまだまだ記憶に残る『必殺シリーズ』の冒頭珠玉のナレーション! さらに映画では『青春の門』
昭和の名作この人にあり!

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早坂暁さんは、およそ40年ずっと、ホテルに滞在して執筆というのスタイルを今も貫いている作家です。
作家になると、ホテルで缶詰になって原稿を書く。これは、憧れの姿!

早坂さんは、人生そのものがドラマと言えます。
ドラマ作家は人間観察が命。
早坂さんの場合、松山の遍路道の商家で生まれ育ち、幼少の頃からお遍路さんに接してきた経験が人間観察の礎になったと思われます。
また、激動の昭和30年代、シナリオライターになる前に、学生運動を体験し、また業界紙の編集、出版事業などに携わって、普通では出会えないような大人物との交流が、早坂さんのドラマを、深みのある分厚いものにしているのだと、お話を聞いていてそう思いました。
当時(シナリオライターになる前)、ひょんなことから知り合いになって、親交を深めた有名人には渥美清さんもいるのです。

さて、早坂ドラマ。
ヒューマンな文学の薫り高い作品もあれば、破天荒な発想のドラマもある。
多くの女性は吉永小百合主演の「夢千代日記」に涙したものですが、
さらだママが大好きな早坂作品はNHKの「天下御免」。
平賀源内を主人公にした、既存の時代劇の観念をすべて打ち崩した画期的革命的時代劇でした。
さらだママは確か、オンエア当時、小学校6年生だったのですが、
天下御免の主題歌、挿入歌の『川はいいな』『月は東に日は西に』が大好きでした。
実は、この歌の作詞も早坂さん。脚本だけではなかったのですね!

業界内では、早坂さんは遅筆で有名で、「おそざか」さんと呼ばれているとか。
でも、撮影ギリギリには間に合って、できたてほかほかの台本通り撮影していっても
なんの問題もなく、面白い完璧な作品になりどうです。
ディレクターが手直しする、役者がセルフを変えるなんてことは必要ないから。
ぎりぎりまで粘って最高の脚本を仕上げる!
それが、早坂流だと、今回よくわかりました。
見習いたいです。
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by japanhosakkyo | 2008-10-09 21:58 | 放送アーカイブ