24回のお客様は、江戸文化の大家、水原明人さんです
水原さんは、『ドブネズミ色の街』(NHK、モンテカルロ・テレビ映画祭賞)、『田之助変貌』(ニッポン放送、芸術祭優秀賞)、という輝かしい受賞歴を持つ脚本家。同時に、日本脚本家連盟の放送作家教室の講師として、長年後進の指導にあたってきました。
育てた新人の数知れず!
なにをかくそう、カフェ・ラ・テのママ、さらだたまこもその一人。時代は昭和のバブル前、女子大生だったたまこママは、水原学級の生徒でした。実は、放送作家の中に、水原学級の人はいったい何人いることやら!
さて、水原さんは江戸文化研究家の顔もお持ちです。代々江戸っ子東京育ち。さらに時代劇の必殺シリーズを手がけたこともあって、時代考証もお手のもの。
写真で手にされている大江戸『伝馬町』ヒストリーは、時代劇が6倍楽しめる本。
それから講談社現代新書に収められている『江戸語・東京語・標準語』、『死後コレクション』も
言葉が大好きなみなさんには必読の書ですよ!