カフェ・ラ・テ(ラジオ日本)

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14回目のお客様は山田太一さんです

日本を代表するテレビドラマの脚本家
山田太一さんはとっても温厚な御大です!
 


新年明けましておめでとうございます。10月からオープンした『カフェ・ラ・テ』もおかげさまで
年を越すことができました。
さて新年最初のお客様は、脚本家・山田太一さんです。

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松竹を経て、フリーの脚本家になって今日に至るまで、実に数多くの名作を書いて来られました。
代表作は『』岸辺のアルバム』『ふぞろいの林檎たち』『獅子の時代』『藍より青く』『終わりに見た街』などなど。
詳しい作品歴は、山田太一さんの公式HPをご覧ください。
http://www.yamadataichi.com/
何がかっこいいかって! 公式HPは英文なんです。世界に向けて発信するかっこいいHPに感動しますよ!

ところで、山田太一さんは、50年という脚本家生活のほとんどをテレビドラマに費やされてきました。これは山田太一さんのポリシーともいうべきものでしょうか。
テレビの脚本を書いて、次に映画を撮って、小説書いて・・・昔はテレビも書いてたけど・・・という生き方も素晴らしいですが、じっとテレビの世界に踏みとどまり、テレビドラマの仕事にプライオリティを持つという生き方が誇らしいのです。放送人としての鏡です。
山田太一さんが、それだけこだわるには理由があります。
それは、近年横行しているマンガ原作至上主義のテレビドラマの作られ方です。
ドラマに原作があることも否定はしませんが、脚本家がオリジナルで書いた作品をもっと取り上げるべきです。時間をかけて綿密に取材し、組み立て、発酵させる時間と余裕が、今のテレビドラマの制作現場にはほとんどないのです。
しかし、山田太一さんは30代、40代、50代というもっとも人間が脂が乗る時期に、テレビドラマに心血を注ぎ、オリジナルドラマにこだわってきた代表格。
彼に続く若手の登場を願っていらっしゃいました。
もちろん、カフェ・ラ・テにすでにご来店いただいた中園ミホさんもその一人。絶対オリジナルにこだわり続けて闘うと仰ってました。彼女の背中を押してくれるのも、山田太一さんの存在だということです。
いま、日本のテレビ界で番組の看板に大きく脚本家の名前を冠するケースは少なくなっています。山田太一さんはその少ない大御所の一人。テレビ局の編成さんいわく、「だって脚本家の名前出しても視聴率とれないもの」。そういわれて悔しい思いをしている若い脚本家の皆さん、
もう、看板出してくれないと書かないよ! オリジナルじゃないと書かないから!
と、ストしてみるしかないですかね!
アメリカは脚本家のユニオンが強いので、見習わなければ!
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by japanhosakkyo | 2008-01-06 21:29 | 放送アーカイブ