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#125&126は富樫佳織さん

NHKディレクターから
放送作家に華麗なる転身
富樫佳織さん



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『世界一受けたい授業』『人生が変わる1分間の深イイ話』など、主に情報バラエティ畑の構成で活躍中の富樫佳織さん。
なんと小学生の頃からテレビ局で働くことを目標にしていたという。
「外国に取材に行くことに憧れていたんですね」。
大学卒業後、競争率の高い超難関を突破して見事NHKに就職。
番組制作・ディレクターの道に進んだ。
けれども5年間で退社を決意してしまう。

そのわけは?
「実はロケが苦手だとわかり。あんなに憧れていたテレビの仕事に向いてないと落ち込んで」。
自分の適正が合致しなかったという大きな壁に阻まれた。
「でも、辞めてから家でテレビを見ていると、私だったらもっと面白く作るのに!とうずうずしてきたんですよ」
ちょうど通っていたコピーライターの養成講座で構成作家の仕事を紹介され、業界にカムバックすることに。最初は放送作家という職業さえ知らず、全く視野にはなかったものの、放送作家という職業は、富樫さんにとって、ロケをやらずに、NHK時代に培ったことがすべて生かせる天職だったのだ。
「思えば、企画書の書き方、ネタの選別、リサーチ方法、取材力、構成力等、すべてNHK時代に鍛えられたと思います」。
だから、NHKには感謝しているという。
さらだたまこママもこの話を聞いて、「放送作家は最初2年間ほど、NHKで修業できないかなあ、そういう制度があったらいいのに」とふと思った次第でした。

最近は、大学時代から造詣を深めた歌舞伎の知識を活かしたインタビューの仕事や、石川さゆりさんのステ
ージ等の構成と活躍の場が広がっている富樫さん。
「テレビとは違うセンスを求められ刺激になります」と眼を輝かせていた。
by japanhosakkyo | 2010-03-14 18:29 | 放送アーカイブ

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